上越線 湯檜曽駅 ループ線とトンネル駅

2007/09/20 19:00, Posted in Panorama, 東日本エリア by s.sakai – Be the first to comment

上越線湯檜曽駅(群馬県利根郡みなかみ町)。上りホームからは山の中腹、トンネルから出たループ線の一部を見ることができる。勾配緩和のため列車はループ線に向かって左から右へ、山を反時計回りに一周しここまで下ってくる。
湯檜曽駅上り線

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谷川岳を貫く長いトンネルで結ばれている上越国境。上り線は2つのループ線を通過し上州側へ抜ける。時刻表の索引地図でもクルっと一周した路線図が書かれているがループ線なのは上り線のみ。下り線は1967年に複線化された際に新清水トンネル一本で結ばれるようになった。

上牧駅で「SL奥利根号」を撮影後、湯檜曽駅へ。この区間はいつも列車でウトウトしながら通過するばかりだったので初めての下車。ただしこの区間、列車の設定が極端に少ない……。でも、ここまで来たのだから隣の土合駅にも寄りたい。と、欲張って調べたところ、水上から谷川岳ロープウェー行きの関越交通バスに乗れば湯檜曽駅で降りられることに気がついた。水上駅〜ゆびそ駅前までバスに揺られること10分少々、390円也。

続いて上りホーム(水上側)から下り線の新清水トンネル(13,500m)入口を見た一枚。
湯檜曽駅

このトンネルを入った所に下りホームがある。輸送需要が増加し複線化するために新たなルートで掘削された新清水トンネル、清水トンネル計画当時には困難だった長大トンネルも土木技術の向上により掘削可能となっていた。ちなみに、川端康成が『雪国』を執筆した当時、新清水トンネルは開通していないので、現在の上り線を通過して「トンネルを抜け」たことになる。越後側、土樽駅のトンネル出入口は上下線(新旧トンネル)とも同じ場所にあるので、今でもトンネルを抜けた際は同じ車窓を味わうことができる。

最後は新清水トンネル内にある下りホームで撮影
湯檜曽駅下りホーム

水上側のトンネル入口から光が差し込んでくるので少し明るい。ホームから連絡通路を抜け左に進むと駅舎と改札口、右に進み階段を上ると上りホームへ出る。どこからともなく地下水が流れる音、トンネル内のホームは冷気に包まれていて驚くほど涼しい。3枚のパノラマとも列車を入れて撮影できなかったことが少々心残りだった。

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