青函連絡船 八甲田丸 青森駅
2009/05/30 00:37, Posted in Panorama, 東日本エリア by s.sakai – 2 Commentsかつて青森〜函館を結んだ青函連絡船「八甲田丸」は、その歴史を伝える展示施設となって、当時と同じ連絡船乗り場に繫留されている。もう出航することのない八甲田丸は津軽海峡を向いて静かに浮かんでいた。

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青森桟橋の跡地には車両搬入口の可動橋と引き込み線の一部が保存され、駅と連絡船を結んでいた跨線橋も残っている。整備された公園内と「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」、背後の青森ベイブリッジが見渡せる場所に「青函連絡船戦没者の碑」があり、その近くで撮影することにした。
1945年7月と8月の空襲で青森、函館湾内、および津軽海峡で攻撃を受けた青函連絡船は壊滅状態となり、数多くの犠牲者が出た。碑には1945年7月14日「翔鳳丸」が爆撃される写真と津軽海峡の地図に連絡船が沈没、座礁した地点が書かれている。また戦後の1954年には台風15号の暴風雨と大波で「洞爺丸」ほか4隻が座礁転覆、沈没し、あわせて1400名を越える犠牲者を出した海難事故が起きた。これが洞爺丸台風(洞爺丸事故)で、青函トンネル着工が推進される契機ともなった。その後、青函トンネルは1988年3月13日に開通、同時に青函連絡船は80年の歴史に幕を下ろした。
八甲田丸は青森発の最終便でもあった。青函連絡船で3時間50分程かかっていた青森〜函館間は、現在の「スーパー白鳥」号で2時間弱にまで短縮された。東北新幹線が新青森へ、北海道新幹線が函館へと延伸する頃には、また青森の街も大きく変貌するのだろうか。青森に限ったことではないけれど、その街々の持つ特色、歴史や雰囲気までもが失われないような再開発、発展を望みたい。海の安全と平和を祈りつつ駅へと戻った。
(2008年9月撮影)
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夕暮れの中、連絡船のドラの音が聞こえてきそうですヨ。
ちょっぴり、さみしい夏の終わりって感じですかネ。
keijiさんはこの八甲田丸にも乗ったかも知れませんね。
初めて北海道へ行った時はもうトンネルだったのですが…、「はるばる来たぜ」感(?)は連絡船の方がより実感できたんだろうなー。銅鑼の音、聞いてみたかったっす。