特急 ゆふDX 由布院駅
2009/11/22 17:39, Posted in Panorama, 九州エリア by s.sakai – Be the first to comment久大本線由布院駅に到着した特急「ゆふDX」。展望室を備えた黄色のキハ183-1000と赤色の普通列車キハ220-200、JR九州の車両らしい色の共演となった。建築家の磯崎新がデザインした駅舎と由布岳が観光客を出迎える。

クリックすると360度パノラマが表示されます ↑
列車で旅していると、駅はその街ヘ降り立つ第一歩でもあり、駅の雰囲気ひとつで街の印象が大きく変わることが多い。奇抜なデザインで目を引くよりも、それぞれの風景と調和した駅舎と駅前風景が一番落ち着くんだな、と由布院駅に降り立って改めてそう感じた。毎日利用している人にもその方が自然と長く愛着を持ってもらえると思う。
駅を出るとまっすぐに由布岳が望める。この日の風は冷たく、由布岳の山頂付近はどんより雲に覆われて、うっすら白かった。プラットホームの端には足湯ができていたが、せっかく由布院まで来て足だけしか浸からない道理もなく、学生時代、屋久島からの帰り道に立ち寄った共同浴場へ向かって歩いてみた。果たして同じ場所にあり、確か100円だった料金は200円になっていたけれど、浴場の雰囲気と良いお湯はそのままでとても嬉しかった。
大分に向かう時間に「ゆふDX」がちょうど良かったので乗ろうと思っていたけれど、温泉ですっかり上機嫌になり撮ることにした。駅前通りから振り返っても由布岳は雲の中。風は相変わらず強く冷たく、ときどき雪が舞ったり、シャワーのような雨が降ったかと思うと晴れ間が見えたりして山の天気だった。せっかくイイ湯にじっくり浸かって温まったのにプラットホームで列車を待っている間に冷えてきた。明るい黄色の列車が駅を離れて小さくなった時、PCMレコーダーがスタンバイ状態だったことに気がついて、体の芯まで湯冷めした。
(2008年12月撮影)